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二胡初心者におすすめの曲7選|弾きやすい曲の選び方

執筆者の写真: カオン
カオン
6 日前
読了時間: 5分

二胡で最初の曲を選ぶなら、口ずさめる曲から探してみてください。「きらきら星」や「ちょうちょう」は、次の音を思い浮かべながら練習を進められます。

ただし、同じ曲名でも譜面によって難しさは変わります。初めは今習っている調で、左手の位置を大きく移動せずに弾ける、短い編曲を選びましょう。ここではD調から始める場合の5曲と、G調を学んだ後の2曲を紹介します。

楽譜を選ぶときに見たい4つのこと

最初の位置で指を使い、手全体を棹に沿って移さずに弾く範囲を「第一把位(第一ポジション)」といいます。譜面の表紙や説明で「入門」「第一ポジション」と書かれたものを探すと候補を絞れます。

開いた楽譜のイラスト

曲名だけでなく、今の練習に合う編曲か確かめましょう。 イラスト:いらすとや

購入前に、試し読みや収録内容で次を確認してください。

  • 調:D調を練習中なら「1=D」が基本。知らない調を同時に増やさない。

  • 使う音:まだ習っていない小指の音や、高い音が続いていないか。

  • リズム:細かな音符や装飾音が多すぎないか。

  • 手がかり:指番号・弓順があり、同じ編曲の模範音源を聴けるか。

「初心者向け」の表示だけで迷ったら、楽譜を講師や販売店に見せて「D調の第一把位までで弾けますか」と聞くと具体的に確かめられます。数字と指番号の区別は、数字譜の読み方でも説明しています。

今の練習に合わせて選ぶ7曲

次の調と課題は、取り組みやすい譜面を探すための提案です。どの版でも同じ運指になるわけではありません。

探したい譜面

最初の目標

きらきら星

D調・第一把位・装飾なし

同じ音を均等な長さで並べる

ちょうちょう

D調・第一把位・指番号付き

音が飛ぶところの指を迷わない

春の小川

D調・第一把位・単旋律

隣り合う音を一定の拍でつなぐ

夕焼け小焼け

D調・第一把位・弓順付き

長い音を最後まで数える

鳳陽花鼓

D調・第一把位の入門編曲

短い音が続いても走らない

ふるさと

G調・第一把位の入門編曲

3拍子の流れを保つ

太湖船

G調・第一把位の入門編曲

フレーズの終わりまで音を運ぶ

これら7曲は、ヤマハの入門曲集『二胡を極めよう 第1集』にも収録されています。ただし、上の表は譜面を探すための提案で、この曲集の各編曲の調や運指を示すものではありません。購入前には、試し読みや販売元への問い合わせで確認してください。

1. きらきら星――最初の一曲を形にしたいとき

同じ音の繰り返しがあり、弓を返すたびに音が短くなっていないか確認しやすい曲です。最初は1音ずつ弓を返す編曲を選び、冒頭の短いまとまりから始めましょう。

内弦から外弦へ移る直前で止まるなら、その前後の2音だけを取り出します。つながったら、前の小節を加えてみてください。

2. ちょうちょう――指の順番に慣れてきたら

音階のように順番に進むところと、音を飛ばすところを弾き分ける練習に向きます。知っているメロディーでも、指が自然についてくるとは限りません。

弾く前に、つまずく2〜3音を声に出して確かめます。音の数字と指番号を読み違えていないかも見直しましょう。

3. 春の小川――拍を保って弾きたいとき

隣り合う音へ進む部分を、同じ速さでつなぐ練習に使えます。指を置くたびに弓が止まってしまう人は、2小節ほどに区切ると、どこで流れが止まるか見つけやすくなります。

初めは速さを求めず、音の長さを保つことを目標に。弓の使い方は選んだ譜面の指示に合わせます。

4. 夕焼け小焼け――長い音を落ち着いて伸ばしたいとき

ゆったりした印象だけで選ぶと、長い音の途中で弓が足りなくなることがあります。まず長く伸ばす音に印を付け、何拍あるか数えましょう。

ゆっくり弾くほど、同じ拍数でも長い時間を支える必要があります。最初の一瞬で弓を使い切らず、終わりまで配分する練習になります。

5. 鳳陽花鼓(ほうようかこ)――中国の曲にも触れたいとき

中国の民謡を弾いてみたい人の候補です。演奏用の華やかな編曲もあるので、装飾や速い変奏の少ない入門用を選びます。

短い音が続く部分は、先に手拍子でリズムを確かめてから弾きましょう。軽快さを出そうとして急ぐより、隣の音へ同じ拍の流れで進めることを目指します。

6. ふるさと――G調を習い始めたら

G調の音の並びと指の使い方を確認してから取り組む一曲です。D調の指使いをそのまま当てはめず、最初にその譜面で使う音を確かめてください。

3拍子は、音が変わるたびに数え直さないのが練習の要点です。「1・2・3」の流れを保ち、長い音の後も次の拍へ進みます。

7. 太湖船(たいこせん)――まとまりのある旋律を弾きたいとき

G調の第一把位で弾く入門編曲を選びます。フレーズを一つ弾いてから聴き直し、音が途中で細くなった場所や、弓の切り替えで途切れた場所を探しましょう。

一つのまとまりを全部ひと弓で弾く必要はありません。譜面の弓順を手がかりに、弓を返しても旋律が続いて聴こえることを目指します。

一曲決めたら、まず2小節だけ弾いてみる

7曲を順番に全部こなす必要はありません。気に入った一曲を選び、使う音を確認し、2小節だけ弾いてみましょう。難しいところが一つなら、そこを次の課題にできます。知らない指使いや記号がいくつも重なるなら、もう少し簡単な編曲を探す時期です。

最初の一曲は、速さや飾りよりも「自分で止まる場所を見つけ、短く区切って練習できること」を大切にしてください。

 
 
 

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